こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- 人気メンタル本を参考に「メンタル回復方法」を7つ紹介
- メンタル回復方法を「難易度別」で紹介(筆者の経験)
- すべて実践的な方法であり「どう行動すれば良いか」までていねいに解説
本記事では、メンタルの回復方法として、次の7つを紹介します。
【難易度別】メンタルの回復方法
- :【★】よく眠る
- :【★★】自然を味わう
- :【★★★】エクスプレッシブ・ライティング
- :【★★★】3行ポジティブ日記
- :【★★★★】脱ジャンクフード
- :【★★★★】朝散歩
- :【★★★★★】瞑想
僕自身、落ち込んでる時に、これらの方法に救われてきました。
ネットで調べても、
- マインドセット(考え方)を変えよう
- 楽しいことをしよう
など、その場しのぎの方法が多いなと感じます。
本記事で紹介する「実践的メンタル回復方法」は、その場しのぎで終わらずに、中長期的にメンタルの強化に繋がります。
その行動プランまでていねいに解説します。
僕自身経験しているので、「落ち込んでいる時、行動する元気がない」という気持ちはすごくわかります。
ただ落ち込んでばかりいると、
- 本来なら楽しいはずの経験も楽しめなくなる
- やるべきことがわかってても、意欲的に取り組めなくなる
- 新しいことに挑戦する勇気がでなくなる
ような状態となり、限られた人生の時間を無駄に過ごし、「非常にもったいな」と気づきました。
行動すればするだけ本来の調子が戻って来ますので、最後まで読み、ぜひ行動してみてください!
本記事の主な参考図書
①超ストレス解消法(著:鈴木祐)
②ブレインメンタル強化大全(著:樺沢紫苑)
③ストレスを操るメンタル強化術(著:Daigo)
それではどうぞ
【難易度別】メンタルの回復方法
上から順に、難易度が低く、行動に移しやすい方法になっていますので参考にしてみてください。
①:【★】よく眠る
1つ目は、「よく眠る」です。
睡眠不足だと脳機能が低下し、メンタルに不調をきたします。
睡眠は、量と質どちらも大事です。
必要な「睡眠の量」
- 理想は7〜8時間
- 最低でも6時間
「睡眠の質」の高め方
- コーヒーは14時までに
- 運動する(早歩き程度1日20分でOK)
- 食事は寝る2時間前までに
- 飲酒は寝る2時間前までに(可能なら3〜4時間前)
- 激しい運動は寝る2時間前までに
- 寝る2時間前から部屋の明かりは暗くする
- 寝る2時間前はブルーライト(スマホ・テレビなどの明かり)を浴びない
- 寝る90分前に湯船につかる
- 寝室にアロマをたく
寝る2時間前は・・・
- 会話
- 読書
- 日記を書く
など、コミュニケーションやインプット・アウトプットの貴重な時間に使いましょう。
スマホやテレビを見るよりも圧倒的に人生を豊かにしてくれます!
②:【★★】自然を味わう
2つ目は、「自然を味わう」です。
自然の中で、ホッとした気持ちになった経験はありませんか?
自然が必要なワケ
私たち人間の祖先は何百万年も豊かな自然の中で過ごしてきて、人間の脳はそうした自然に囲まれた環境に適応してきました。
しかし現代では自然が失われ、巨大なコンクリート構造物など古代にはなかったモノに囲まれています。
そんな環境に人間の脳は適応できず、本能的に警戒し、知らず知らずのうちにストレスをため込んでいます。
そのため、自然を味わいたいという欲望を満たしてあげることで、ストレスは減ります。
「自然を味わう」オススメの方法
- 平日の昼食後、近くの公園を散歩する
- 休日も積極的に公園に行き、散歩したり本を読んだりする
- 観葉植物を置く
- 自然音を聞く
- 自然画像をみる
面白いのが、街中の整備された公園や偽物の自然(自然音を聞く・自然画像をみる)でも効果があるということです。
積極的に自然との接触機会を増やしてみましょう!
③:【★★★】エクスプレッシブ・ライティング
3つ目は、「エクスプレッシブ・ライティング」です。
初めて聞くかもしれませんが簡単に言えば、
「ネガティブな体験について、その時抱いた感情や思考を包み隠さず書く」ということです。
「エクスプレッシブ・ライティング」のやり方
- 自分の悩みや感情、思ったことを紙に書き出す
- 1日最低8分、できれば20分以上書く
- 文章のうまさや誤字脱字は気にせず、ひたすら書きなぐる
【具体例】
- なんであの上司は、あんな注意の仕方しかできないんだ!
- この仕事が上手くいかなかったらどうしよう…。
- 好きなあの人に嫌われたらどうしよう!誘ってみてもいいのかな…
どんなに些細な悩みや感情でも良いので、書き出してみてください。
書き出してみると実感できますが、ビックリするほど頭の中のモヤモヤが解消され、スッキリした気持ちになります。
「エクスプレッシブ・ライティング」が効果的なワケ
複数の心配事を抱えていると、脳はそれらを同時に処理しようとして、気づかぬうちに疲労しています。
頭の中にあった心配事や悩みを紙に書き出すことで、いったん棚卸しできるわけです。
また棚卸しできるだけでなく、紙に書き出し「文字」として可視化することで、論理的・客観的に見つめ直すことができます。
と、冷静に悩みや感情を整理することができます。
悩みや心配事は、どんどん書き出しましょう!
④:【★★★】3行ポジティブ日記
4つ目は、「3行ポジティブ日記」です。
その名の通り、ポジティブな出来事を日記に書くということです。
「3行ポジティブ日記」の書き方
- 寝る前に今日あった「楽しい出来事」を3つ書く
- ひとつにつき1行でOK
- ネガティブなことは書かない
【具体例】
- お昼に食べたあんかけ焼きそばが美味しかった!
- 仕事がスムーズに進んだ!
- 今日読んだ本がとてもタメになった!
「3行ポジティブ日記」が効果的なワケ
寝る直前は、最も記憶に残りやすい時間です。
寝る直前に楽しいことを振り返ることで、楽しかったことが記憶に定着し次の日をポジティブに迎えられます。
また3行ポジティブ日記を続けると、ポジティブ思考が鍛えられます。
ポジティブ思考が身につくと、日常の出来事でポジティブな面に目が向くようになります。
同じ出来事だとしても、
- ポジティブな面に目を向ける
- ネガティブな面に目を向ける
のかで、ストレスの感じ方は大きく違ってきます。
「3行ポジティブ日記」で、ポジティブに1日を振り返ってみましょう!
⑤:【★★★★】脱ジャンクフード
5つ目は、「脱ジャンクフード」です。
不摂生な食事により栄養のバランスが悪くなると、脳機能が低下し、メンタルに不調をきたします。
健康的な食事をしている人の方が格段にストレスに強いです。
ではジャンクフードと聞くと、どんなものが思い当たるでしょうか?
ジャンクフードとは・・・
ジャンクフードとは、「栄養価のバランスが著しく欠いた食品」のことです。
具体的には、
- ファストフード(ハンバーガー、ピザ、フライドポテト)
- 揚げ物
- お菓子(ケーキ、スナック、クッキー、アイスクリームなど)
- 精製された炭水化物(全粒粉でないパンやパスタ、白米など)
- 清涼飲料水(砂糖や人工甘味料が入ったドリンク類)
を指します。
「脱ジャンクフード」のやり方
- ジャンクフードを控える
- ジャンクフードを、【代わりに食べるべきメンタルに良い食品】に置き換える
【代わりに食べるべきメンタルに良い食品】
- 果物
- 野菜
- 発酵食品(キムチ・ヨーグルト・納豆など)
- 魚
- ナッツ類
- 全粒穀物
- オリーブオイル
- コーヒー
- お茶
落ち込んでる時こそ手早く済ませようと思い、ジャンクフードに手を伸ばしてしまいます。
ちなみに、僕的に始めやすいと思う脱ジャンクフードは、「小腹が空いたらナッツを食べる」ことです。
腹持ちもいいし、栄養満点で健康にもいい。
僕はこちらのナッツを毎日食べてます。小分けしてあって持ち運びも便利です。
「手早く食べられてかつ美味しい」というジャンクフードを手放すことは、容易ではありませんが、メンタル回復を意識して「脱ジャンクフード」するように心掛けましょう!
⑥:【★★★★】朝散歩
6つ目は、「朝散歩」です。
朝散歩と聞くと、
と感じるのが正直なところだと思います。僕もやり始めはそうでした。笑
そのため手軽さの面では6番目としましたが、「メンタル回復という面」では個人的に1番目です。
わかりやすいくらいに、1日調子良くスタートできます。
「朝散歩」のやり方
- 朝15〜30分散歩する
- 早歩きくらいのペースで
- 起きてから1時間以内に
「朝散歩」が効果的なワケ
メンタルの不調は、脳内ホルモンである「セロトニン」が低下することでおこります。
セロトニンは、
- リズム運動
- 日光を浴びる
- 咀嚼する
で活性化します。
朝散歩はこのうちの「リズム運動」「日光を浴びる」を満たすため、セロトニンが活性化し、メンタルの回復に効果的です。
「朝散歩」のその他のメリット
朝散歩はメンタルの回復に加え、
- 睡眠の質があがる
- 体内時計がリセットされる
- ビタミンDを生成して、骨を強くする
という効果も得られます。
ぜひ毎朝の習慣に取り入れてみてください。
朝散歩を習慣化するためのコツとして、こちらの記事を参考にしてみてください
「朝散歩」で、気分良く1日をスタートさせましょう!
⑦:【★★★★★】瞑想
7つ目は、「瞑想」です。
瞑想と聞くと、「スピリチュアルなイメージ」が強いですが、現在は科学の進歩によりきちんと効果があることが証明されています。
瞑想により、不安や恐怖が軽減し、リラックスすることができます。
「瞑想」が効果的なワケ
瞑想をすることで、脳の血流がよくなり、脳のさまざまな部位が鍛えられます。
扁桃体と呼ばれる「恐怖や不安などの感情を処理する部位」が鍛えられることで、感情のコントロールを上手にできるようになるためです。
「瞑想」のやり方
- あぐらをかいて座る
- 背筋を伸ばす
- 目はつぶりゆっくり息を吸って吐く
- 呼吸に集中する
- 呼吸から気がそれたら、ゆっくりとまた呼吸に気を戻す
- 人間の脳はひとつのことを考えることが苦手なので、気がそれても自分を責めない
- まずは1〜3分から始めて5分、10分、15分と延ばしていく
- オススメの時間帯は朝
継続すればするほど効果が実感できます!
まとめ
以上、【難易度別】メンタルの回復方法でした。
【難易度別】メンタルの回復方法
- :【★】よく眠る
- :【★★】自然を味わう
- :【★★★】エクスプレッシブ・ライティング
- :【★★★】3行ポジティブ日記
- :【★★★★】脱ジャンクフード
- :【★★★★】朝散歩
- :【★★★★★】瞑想
始めやすそうな方法は、ありましたか?
僕の経験上、後半にいけばいくほど「やってみるまで面倒だ」と感じることが多かったため、このような難易度順としました。
何から始めていいか困った時は、1つ目の「よく眠る」から順番に試してみてください。
行動に移してみると、調子が良くなるのを実感できます。
その調子の良さを維持することがクセとなり、自然と順番に試したくなると思います♪
もっと詳しく知りたい人は、本記事の参考図書を手にとって読んでみてください。
もちろんこの他にもたくさんの「メンタル回復方法」が紹介されていますので、自分に合ったものを探してみるのも楽しいかもしれません!
本記事の主な参考図書
①超ストレス解消法(著:鈴木祐)
本記事内「自然を味わう」・「脱ジャンクフード」・「エクスプレッシブ・ライティング」に関連する内容について詳しく書かれています!
②ブレインメンタル強化大全(著:樺沢紫苑)
本記事内「よく眠る」・「3行ポジティブ日記」・「脱ジャンクフード」・「朝散歩」に関連する内容について詳しく書かれています!
③ストレスを操るメンタル強化術(著:Daigo)
本記事内「エクスプレッシブ・ライティング」・「瞑想」に関連する内容について詳しく書かれています!
有意義な人生のために、一緒に強いメンタルを手に入れましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!